私たちが人生で直面する最も難しい問題の一つは、他人の期待に応えようとすることではないでしょうか。夫や妻は配偶者の期待に応えようと努力し、子供は親の期待に応えようと頑張り、社員は上司の期待に応えようと奮闘します。私たちはみな、人から良く思われたいという気持ちを持っていて、それが人間関係の中で一つのプレッシャーになっていると思います。もし誰かが自分のことを否定的に見ていることがわかったら、それは大きなストレスになります。誰も自分のことを悪く言っていなくても、心の中では自分のことを悪く思っているのではないかと思うと、不安でいっぱいになってしまいます。
もっと読む福音にふさわしい生活
箇所:ピリピの信徒への手紙1章27~28節私がこれまでの人生で気づいたことの一つは、物事は決して単純ではないということです。困難な状況に直面している時は特にそうですが、比較的平穏な時でも、私たちは様々な責任に圧倒されてしまいがちです。神様に仕える時間が足りないと感じたり、神様は私たちに何を望んでおられるのだろうと考えたりすることもあります。また、試練に直面した時には、この状況で私たちに何ができるというのですか、と神様に問うこともあります。
もっと読む共に苦しむために来られた
箇所:イザヤ書53章4-6節あと数日で、世界中の人々に祝われているクリスマスがやってきます。私の出身地であるアメリカでは、クリスマスは一年で最も楽しいお祝いの時です。道も、お店も、家々も、色とりどりのイルミネーションやオーナメントで飾られ、クリスマスソングがあちこちから聞こえてきます。人々は友人や家族と一緒に過ごし、お互いにプレゼントを贈り合います。そして、みんなで「メリー・クリスマス!」と言い合います。「メリー」とは、英語で「幸せな」「喜びに満ちた」という意味の言葉です。
もっと読む旧約聖書の概要④預言書
箇所:今日は、キリスト・イエスの誕生を待ち望むアドベント(待降節)の2週目です。私たちは、イエス様の誕生を思い起こすことで、神様がどのようにして私たちを救うために来てくださったかを思い起こします。 聖書によれば、私たちは皆、かつて主なる神から切り離された迷子のようでした。しかし、最初のクリスマスの夜、主はそのひとり子をこの世に送り、私たちと同じ人間として生まれさせ、私たちを救い出してご自身のもとに導くために送られたのです。クリスマスの日、私たちは希望と救いの誕生を祝います。罪と死からの解放が約束されていることを祝います。
もっと読む