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旧約聖書の概要③詩と知恵の書
箇所:
2021年
11月28日
ロビソン・デイヴィッド

 今日は、旧約聖書の概要の第3回として、「詩と知恵」の5つの書物をご紹介します。「ヨブ記」、「詩篇」、「箴言」、「伝道者の書」、「雅歌」の5冊です。これらの書物は、主に古代へブル語の詩の形式で書かれていることから、聖書の中でもユニークな位置を占めています。聖書は66冊の異なる書物で構成されており、歴史や法律の書物から、詩や個人的な手紙まで、さまざまなスタイルで書かれています。これらの様々な種類の書物があることによって、私たちは神のことばを様々な方法で理解し、経験することができます。たとえば、歴史書を読めば、神様が長い時間をかけて、世代を超えて約束を守り続けておられることがわかります。律法の書では、神様の正義と正しさについて学ぶことができます。今日は、神様と私たちの関係を生き生きと描いている、詩の書物に注目してみたいと思います。

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キリスト教の天国と地獄
箇所:マタイの福音書25章31~46節
2021年
11月21日
ロビソン・デイヴィッド

 みなさんは、人は死んだらどうなるのだろうと考えたことはありますか?ほとんどの人があると思いますが、それを考え始めると少し不安になるので、あまり考えたくないことかもしれません。話題にするとしても、死後の世界のイメージは、あまり深刻になるのではなく、おもしろおかしく想像することも多いのではないでしょうか。

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旧約聖書の概要②歴史書
箇所:
2021年
10月 3日
ロビソン・デイヴィッド

 今日は、旧約聖書の概要の第2回です。前回から少し時間が経ってしまいましたが、前回は、旧約聖書の中でも「モーセ五書」と呼ばれる、最初の5冊の書物を見ました。モーセ五書では、神が世界を創造し、人間が、神の愛を受け、神に栄光をもたらすために、神に似せて創造されたことを見ました。しかし、人間は神を拒み、この世に罪をもたらしました。また、神様は完全に聖なる義のお方であり、罪を見逃すことはないということも学びました。しかし、神はその偉大な愛といつくしみによって、人間が罪のない命の犠牲によって赦しを受けることができるように計画を立てられました。神様はアブラハムを選び、ご自身との特別な関係を持つ民の父となるという、素晴らしい約束を与えられました。神様は、アブラハムの子孫の一人を通して、世界に祝福をもたらすと約束されたのです。これは、私たちが赦しを得るために、命を捧げる救い主の希望を指し示しています。

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旧約聖書の概要①モーセ五書
箇所:ルカの福音書24:25-27
2021年
08月22日
ロビソン・デイヴィッド

今日から4回シリーズで、旧約聖書全体を通した学びを始めようと思います。旧約聖書を4つの区分に分けて、1回ずつ学んでいきます。今日が1回目、2回目は10月、そして3回目と4回目は11月になります。第1回目の今日は、創世記から申命記までの最初の5冊、いわゆる「モーセ五書」と呼ばれる部分を見ていきます。2回目は、ヨシュア記からエステル記までの歴史書を見ていきます。 その後、ヨブ記から雅歌までの詩集を見ていきます。最後にイザヤ書からマラキ書までの預言書見ていきます。このように聖書を大きな部分に分けて見ていくと、旧約聖書の全体的なメッセージが見えてきます。今日の聖書箇所は新約聖書の箇所ですが、ここでイエス様は、モーセやすべての預言者たち、つまり旧約聖書全体は、自分に関して書かれたのだということを明らかにしておられます。ですから私たちは、この旧約聖書の概要シリーズを通して、旧約聖書がどのように私たちにイエス・キリストを指し示しているのかを学んでいきたいと思います。

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苦しみの中で喜ぶことなどできるのか
箇所:ピリピ人への手紙1章12-18節
2021年
07月25日
ロビソン・デイヴィッド

クリスチャンとして、私たちはよく「すべてのことに感謝し、喜びなさい」と言います。しかし、困難な状況に置かれている時には、本当の喜びを感じることができるとは思えません。「苦しんでいる時こそ喜びなさい」と言われると、共感を得られていないように感じてしまうかもしれません。苦しい時に、喜びを感じることなど本当にできるのでしょうか。喜びを感じることができるとしたら、具体的にはどのようにすればよいのでしょうか。

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