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なぜ神は人間を作ったのか
箇所:創世記1:26-28
2019年
01月27日
ロビソン・デイヴィッド

 今日学びたいことはどうして神様が人間を作ったのかということです。つまり人間の目的はなんですかという質問に答えてみたいと思っています。これは人生の中のとても大事な質問だと思います。 新しい仕事が始まる時を想像してみてください。はじめてしょくばに行ったら、上司が仕事の目的を説明しなくて、はい、仕事してくださいと言っただけとしたら、どうしますか。朝から夜まで、職場を回ってできることを探しますが、上司が満足しているかどうか全然分かりません。これから首になるのか、昇進するのかも分かりません。それは大変な状況でしょう。とてもストレスが出る状況だと思います。

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罪の問題
箇所:創世記2:15-17、3:1-8
2019年
02月 3日
ロビソン・デイヴィッド

先週、どうして神様が人間を創造されたのか、また、人間の目的は何なのか、ということを考えました。人間は、神様の栄光をあらわして、神様と深い関係を持つために創造されたと学びました。しかしこの世界を見ると、人間はその目的を果たしていないとすぐにわかります。多くの人は神様の栄光に対して全然興味がなくて、神様との関係を持とうとしません。世界は、神様の栄光にも、神様との関係を持って喜んでいる人にも満ちていません。むしろ、世界は苦しみや、戦いや、悲しみに満ちています。今日のテーマはとても耳が痛いことなんですが、私たちがどれほど神様の許しが必要な存在なのか、また神様の愛がどんなに素晴らしいのかが分かるためには、自分の罪をしっかり理解する必要があります。

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恵みのゆえに、信仰によって、良い行いをするのために、救われた
箇所:エペソ人への手紙2:1-10
2019年
02月10日
ロビソン・デイヴィッド

先週は罪の問題についてみました。そこから学んだことは、アダムとエバが最初の罪を犯した時から、完全に罪のない生活をした人間は一人もいないということでした。人間の心は汚れていて、たとえ小さい罪であっても、それは心の中で神様を信頼していないことや、愛していないことの表れです。ですから、神様は罪を犯した人間は必ず死んで、体の死だけではなくて、たましいも滅びることになると言いました。

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御霊のはたらき
箇所:使徒の働き1:4-11
2019年
02月17日
ロビソン・デイヴィッド

先週、神様の素晴らしい恵みについて、また、どうやって私たちが救われたのかについて学びました。それは、罪びとである人間が神様を拒み、神様の愛に値しなかったのにも関わらず、神様が恵みによって私たちを救ってくださったということでした。神様は自分の愛する子であるイエス様を私たちの代わりに死ぬためにこの世界に送り、その犠牲を通して、私たちの罪を赦してくださいました。また、神様が私たちを救ってくださったのは、神様があらかじめ備えた良い行いをするためであることも学びました。つまり神様には、私たちを救うことに、とても具体的な理由があったんです。今日考えたいことは、では私たちが救われた目的は何かということです。私たちは救われた後、何をするべきなのでしょうか。どのように神様がクリスチャンに与えておられる目的を達成できるのでしょうか。このことを理解するためにイエス様の最初の弟子について学びたいと思います。

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アスリートのような考え方
箇所:コリント人への手紙第一9:19-27
2019年
02月24日
ロビソン・デイヴィッド

先週の説教の最後に、クリスチャンの人生は山登りのようだといいましたが、今日はまた違う視点から、クリスチャンの人生がどのように競技に参加するアスリートの生活に似ているのか、コリント人への手紙第一 9:19-27から学んでいきたいと思います。

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普遍的教会
箇所:エペソ人への手紙 4:4-6
2019年
03月17日
ロビソン・デイヴィッド

今日と次回の2回で「教会」ということをテーマにシリーズで学びたいと思っています。一緒に新しい教会になろうとしている私たちにとって、必要な学びだと思います。私たちはここで新しい教会となることを願っていますが、教会とはそもそも一体なんなのかと、ということを考えていきましょう。

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あなたがたはキリストの体である
箇所:1コリント12:12-27
2019年
03月31日
ロビソン・デイヴィッド

二週間前の説教で、エペソ人への手紙の中に出てくる、普遍的教会を表す三つのたとえについて学びました。一 つは、教会は聖なる宮であるということでした。つまり、神様がキリストと神様のみ言葉の上に、私たちを互いに新しい宮として組み合わせて、神様が私たち教会の中に住むようになります。二つ目は、教会はキリストの体である、ということでした。つまり、体の部分一つ一つが成長するように、私たちもキリストの体の部分として、成長しています。三つ目は、教会はキリストの花嫁である、ということです。それはキリストが教会を深く愛して、教会のために自分の命を犠牲にしてくださったこと、また、私たちがキリストの花嫁として、キリストに従うことを教えています。

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この命の言葉をすべて語りなさい
箇所:使徒の働き5:12-42
2019年
08月25日
ロビソン・デイヴィッド

今日のテーマは伝道です。実は、今日このテーマについて話すことはあまり気がすすみませんでした。これまでの使徒の働きの説教シリーズの中でこのテーマは何度も出てきていますので、このテーマでばかり語ると、皆さんにプレッシャーを感じさせるかもしれないと思いました。でも本当の理由は、私自身もこのテーマについて考える時、少し後ろめたさを感じるからかもしれません。私はもっと伝道しなければならないと思うからです。

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イースター:死んだあとどうなるのか
箇所:1コリント人への手紙15:1-21
2020年
04月12日
ロビソン・デイヴィッド

 人生で一番大切な質問は、死んだあとどうなるのかという質問かもしれません。死に対する考え方は、今の人生をどう生きるかに大きく影響するからです。  多くの人は、死後の世界など存在しないと考えます。それが正しいとすれば、良いことをしても何か報酬があるわけではないし、悪いことをしても罰があるわけでもないので、自分がしたいことだけをするべきだと考える人もいます。  また、人は死ぬと生まれ変わると考える人もいます。そういう人は、もし今の人生で良い行いをすれば、次の人生で立場が高くなるかもしれないので、一生懸命に良いことをしようとします。

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死んだあと何があるのか
箇所:ヨハネの福音書6:40
2020年
08月 9日
ロビソン・デイヴィッド

日本中で多くの人がお盆をお祝いします。私はアメリカで育ったので、お盆についてはまだ分からないこともあります。しかし、日本人がお盆をお祝いするのをみると、日本人は本当に家族を大事にする人達なんだな、と思います。多くの日本人が、両親や、おじいさん、おばあさんを訪ねるために故郷に戻って、家族と一緒に時間を過ごします。

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キリスト教のタブーって?
箇所:マルコによる福音書7:18-23
2020年
09月20日
ロビソン・デイヴィッド

日本に来たばかりの頃、興味深かったのは日本のタブーを学ぶことでした。例えば、初めて日本に来た時、箸の使い方がよく分かりませんでした。ある時、日本人の友達と食事をしていた時、箸を置きたかったんですが、どこに置いたらいいのか分からなかったので、ご飯に突き刺してしまいました。すると日本人の友達が突然あせって、「それは絶対ダメだよ」と教えてくれました。

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カトリックとプロテスタントの違い
箇所:ローマ人への手紙3章28節
2020年
10月18日
ロビソン・デイヴィッド

10月31日は宗教改革記念日です。私たちもプロテスタント教会なので、世界中の他のプロテスタントのクリスチャンと共にお祝いします。宗教改革は、プロテスタントのクリスチャンがカトリック教会から出て聖書の真実に戻ったという、キリスト教の歴史の中でとても重要な運動でした。

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キリスト教と科学
箇所:詩編19:1-2
2020年
11月22日
ロビソン・デイヴィッド

宗教と科学は、互いに対立していると考える人がいるかもしれません。たとえば、宗教的な人がこの世界を見ると、確かに、神様がこのすべてを創造されたと考えますが、無宗教で科学を信じている人は、世界は神様なしで、自然な成り行きで存在するようになったと考えるかもしれません。また、宗教を信じていない人が病気になると、医者や薬だけに頼るかもしれませんが、信仰のある人は、薬を飲むだけではなくて、神様に祈ったりもするでしょう。

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悲しみを喜びに
箇所:ルカの福音書1:5-25
2020年
12月 6日
ロビソン・デイヴィッド

今日はアドベントの二週目です。アドベントがイエス様の誕生をお祝いする準備時間だということは、みなさん知っていると思います。アドベントは、ラテン語で「来る」という意味の「アドベンタス」という言葉から来ていて、イエス様が来ることを待ち望む期間です。そしてアドベントには、イエス様の誕生を待ち望むだけではなくて、イエス様がもう一度この世に来られることを待ち望むという意味もあります。私たちはこの季節に、イエス様がこの世にお生まれになってくださったことを覚えるだけでなく、イエス様が将来また来られることにも思いを向けたいと思います。

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神を恐れる者
箇所:ルカの福音書1:26-56
2020年
12月13日
ロビソン・デイヴィッド

今日はアドベントの三週目です。私たちはアドベントの期間を通して、イエス様が来られる時を待ち望んでいます。クリスマスにイエス様の誕生をお祝いすることだけではなくて、イエス様が将来この世に戻られることも待ち望んでいます。

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クリスマスの喜び
箇所:ルカの福音書2章1-20節
2020年
12月20日
ロビソン・デイヴィッド

 クリスマスは喜びの季節とよく言われます。私は子どものころ一年で一番好きな日はクリスマスでした。クリスマスにはたくさんのプレゼントをもらったからです。クリスマスの前の夜は、眠れないぐらい楽しみでした。翌朝5時ぐらいに両親を起こして、クリスマスツリーの所に走って行ってプレセントを開けることもよくありました。

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主の晩餐を行うことの意義
箇所:ルカによる福音書22章14-20節
2020年
12月27日
ロビソン・デイヴィッド

今日から私たちは教会として、主の晩餐を定期的に行い始めます。主の晩餐はキリストが定められ、教会に与えられた聖餐です。キリストは弟子たちに、主の晩餐を定期的に行うように命令されました。私たちは主の晩餐をいただく時、イエス様の私たちのための犠牲と、その犠牲を通して与えられた罪の赦しを覚えます。また主の晩餐は、私たちのキリストの体としての一致も象徴しています。また、私たちの目を未来に向けて、キリストがこの世に戻られて永遠の御国を確立する時に、キリストと永遠にいることを待ち望むために行うものでもあります。

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どうやって聖書を読み始めたらいいか
箇所:詩編19:7-11
2021年
01月17日
ロビソン・デイヴィッド

 聖書は、世界中で一番有名で、影響力のある本の一つです。多くの歴史家にとっては、とても貴重な古代史の記録でもあります。聖書を開くと、魅力的な物語や、美しい詩や、深い哲学的論文を読むことができます。何十億もの人々にとって、聖書は神様からの啓示であり、神様が、ご自分が創造された人間に対して、ご自分がどのようなお方で、人間がどのように生きていくべきなのかを表された、大変貴重な文書です。

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ユダヤ教とキリスト教
箇所:イザヤ書49:6
2021年
02月21日
ロビソン・デイヴィッド

世界の人口の半分ぐらいが、実は同じ神を礼拝していると知っているでしょうか。ユダヤ教とイスラム教とキリスト教の信者をすべて合わせると40億人になりますが、それらはすべて、4000年前にアブラハムという人物に現われた神を礼拝する人々です。ユダヤ教、イスラム教、キリスト教は、互いに敵対しているように見えますが、実は多くの共通点があります。たとえば、この三つの宗教はすべて、唯一の神がすべてを創造したこと、昔アブラハムにご自分を現わされたこと、アブラハムとその子孫に祝福を約束されたこと、神様と正しく歩むことができるように、預言者たちを通して教えを授けてくださったことを信じています。しかし、この三つの宗教の間には、多くの違いもあります。例えば、誰がアブラハムの子孫なのか、どの預言者が正しく神様の教えを伝えたか、というようなとても重要な質問に対して、三者は異なる信仰を持っています。

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イエス・キリストは神?人?それとも預言者?
箇所:ヨハネの福音書1:14
2021年
03月21日
ロビソン・デイヴィッド

歴史の中で、知恵と影響力のある宗教指導者が何人もいました。悟りを開き、人生の一番深い真実を理解するようになったと主張した、釈迦のような宗教指導者がいました。神から特別にメッセージを受けたと主張して、他の人にそのメッセージを伝えた、ムハンマドのような宗教指導者もいました。また、様々な時代と地域で、神が人間の形になって、人の目の前に現われたという伝説もたくさんあります。

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復活の信仰
箇所:ヨハネの福音書20章24~31節
2021年
04月 4日
ロビソン・デイヴィッド

信仰とは何でしょうか?信仰というと、ほとんどの場合、宗教と関係があると思われています。信仰を持っている人は、科学的に証明も反証もできない宗教的な信念を持っている、というイメージかもしれません。しかし実は、聖書の中で使われている「信仰」という言葉には、「信頼」「信念」「確信」という意味も含まれています。へブル人への手紙11章1節には、「信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」と書かれています。

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なぜ良い人に悪いことが起こるの?
箇所:イザヤ書45章5-7節
2021年
05月16日
ロビソン・デイヴィッド

なぜ良い人に悪いことが起こるのか?これはおそらく最も難しい質問の1つですが、この世界では、このようなことが頻繁に起こります。若い人が病気になって死んでしまうのはなぜか?なぜお年寄りをだまして生活費を盗む人がいるのか?なぜ災害によって罪もない人の命がうばわれるのか?宗教家も哲学者も、昔からこのような疑問に悩まされてきました。なぜ良い人に悪いことが起きるのでしょうか?

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生きる目的
箇所:イザヤ書43章6~7節B
2021年
06月20日
ロビソン・デイヴィッド

私たちの人生の目的は何なのだろうか?なぜ私たちはこの地球上にいるのか?私たちは何をすべきなのか?これらは難しい問いであり、世界にはたくさんの答えが提示されています。ある人は、家族を大切にすることや、子供に良い生活をさせることが人生の目的だと言うかもしれません。または、「世界をより良い場所にすること」と言う人もいるでしょう。しかし、人々が人生で追求する最も一般的な目的は、単に幸せになることではないでしょうか。

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神の存在の証し
箇所:ローマ1:19-20
2021年
07月18日
ロビソン・デイヴィッド

 私たちの礼拝では、神様が私たちにどのような生き方を望んでおられるのか、神様が何をしてくださったのか、神様はどのような方なのか、ということについてよく話します。これらのことは、私たちのために書かれた神の言葉であると信じている聖書から学びます。しかし、これらはすべて、神様が存在し、聖書が語っている神様についての事が真実であることを前提としています。では、神様の存在自体をどうやって確かめることができるのでしょうか?

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旧約聖書の概要①モーセ五書
箇所:ルカの福音書24:25-27
2021年
08月22日
ロビソン・デイヴィッド

今日から4回シリーズで、旧約聖書全体を通した学びを始めようと思います。旧約聖書を4つの区分に分けて、1回ずつ学んでいきます。今日が1回目、2回目は10月、そして3回目と4回目は11月になります。第1回目の今日は、創世記から申命記までの最初の5冊、いわゆる「モーセ五書」と呼ばれる部分を見ていきます。2回目は、ヨシュア記からエステル記までの歴史書を見ていきます。 その後、ヨブ記から雅歌までの詩集を見ていきます。最後にイザヤ書からマラキ書までの預言書見ていきます。このように聖書を大きな部分に分けて見ていくと、旧約聖書の全体的なメッセージが見えてきます。今日の聖書箇所は新約聖書の箇所ですが、ここでイエス様は、モーセやすべての預言者たち、つまり旧約聖書全体は、自分に関して書かれたのだということを明らかにしておられます。ですから私たちは、この旧約聖書の概要シリーズを通して、旧約聖書がどのように私たちにイエス・キリストを指し示しているのかを学んでいきたいと思います。

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旧約聖書の概要②歴史書
箇所:
2021年
10月 3日
ロビソン・デイヴィッド

 今日は、旧約聖書の概要の第2回です。前回から少し時間が経ってしまいましたが、前回は、旧約聖書の中でも「モーセ五書」と呼ばれる、最初の5冊の書物を見ました。モーセ五書では、神が世界を創造し、人間が、神の愛を受け、神に栄光をもたらすために、神に似せて創造されたことを見ました。しかし、人間は神を拒み、この世に罪をもたらしました。また、神様は完全に聖なる義のお方であり、罪を見逃すことはないということも学びました。しかし、神はその偉大な愛といつくしみによって、人間が罪のない命の犠牲によって赦しを受けることができるように計画を立てられました。神様はアブラハムを選び、ご自身との特別な関係を持つ民の父となるという、素晴らしい約束を与えられました。神様は、アブラハムの子孫の一人を通して、世界に祝福をもたらすと約束されたのです。これは、私たちが赦しを得るために、命を捧げる救い主の希望を指し示しています。

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キリスト教の天国と地獄
箇所:マタイの福音書25章31~46節
2021年
11月21日
ロビソン・デイヴィッド

 みなさんは、人は死んだらどうなるのだろうと考えたことはありますか?ほとんどの人があると思いますが、それを考え始めると少し不安になるので、あまり考えたくないことかもしれません。話題にするとしても、死後の世界のイメージは、あまり深刻になるのではなく、おもしろおかしく想像することも多いのではないでしょうか。

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旧約聖書の概要③詩と知恵の書
箇所:
2021年
11月28日
ロビソン・デイヴィッド

 今日は、旧約聖書の概要の第3回として、「詩と知恵」の5つの書物をご紹介します。「ヨブ記」、「詩篇」、「箴言」、「伝道者の書」、「雅歌」の5冊です。これらの書物は、主に古代へブル語の詩の形式で書かれていることから、聖書の中でもユニークな位置を占めています。聖書は66冊の異なる書物で構成されており、歴史や法律の書物から、詩や個人的な手紙まで、さまざまなスタイルで書かれています。これらの様々な種類の書物があることによって、私たちは神のことばを様々な方法で理解し、経験することができます。たとえば、歴史書を読めば、神様が長い時間をかけて、世代を超えて約束を守り続けておられることがわかります。律法の書では、神様の正義と正しさについて学ぶことができます。今日は、神様と私たちの関係を生き生きと描いている、詩の書物に注目してみたいと思います。

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旧約聖書の概要④預言書
箇所:
2021年
12月 5日
ロビソン・デイヴィッド

 今日は、キリスト・イエスの誕生を待ち望むアドベント(待降節)の2週目です。私たちは、イエス様の誕生を思い起こすことで、神様がどのようにして私たちを救うために来てくださったかを思い起こします。 聖書によれば、私たちは皆、かつて主なる神から切り離された迷子のようでした。しかし、最初のクリスマスの夜、主はそのひとり子をこの世に送り、私たちと同じ人間として生まれさせ、私たちを救い出してご自身のもとに導くために送られたのです。クリスマスの日、私たちは希望と救いの誕生を祝います。罪と死からの解放が約束されていることを祝います。

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周りの評価に左右されすぎない生き方~聖書の視点
箇所:ローマ人への手紙8章31-34節
2022年
01月16日
ロビソン・デイヴィッド

 私たちが人生で直面する最も難しい問題の一つは、他人の期待に応えようとすることではないでしょうか。夫や妻は配偶者の期待に応えようと努力し、子供は親の期待に応えようと頑張り、社員は上司の期待に応えようと奮闘します。私たちはみな、人から良く思われたいという気持ちを持っていて、それが人間関係の中で一つのプレッシャーになっていると思います。もし誰かが自分のことを否定的に見ていることがわかったら、それは大きなストレスになります。誰も自分のことを悪く言っていなくても、心の中では自分のことを悪く思っているのではないかと思うと、不安でいっぱいになってしまいます。

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敵を愛しなさい
箇所:マタイによる福音書5章44-45節
2022年
03月20日
ロビソン・デイヴィッド

 イエス・キリストは、歴史上最も偉大な道徳の教師として知られています。当時の宗教指導者とは対照的に、イエス様は宗教的儀式を行うことよりも、人の心の中にあるものが重要であると説きました。愛がなければ、儀式はすべて無意味だと教えたのです。イエス様は、当時のユダヤ教の指導者たちが宗教を利用して自分を高めていることを非難されました。その高慢さは神にとって不快なものであり、彼らが見下していた罪人(つみびと)たちよりも悪いものだと非難されたのです。

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復活のキリスト
箇所:第一コリント人への手紙15章54-57節
2022年
04月17日
ロビソン・デイヴィッド

 今日は、イースター礼拝です。イースターは、イエス・キリストの復活を思い、祝う時で、クリスチャンにとっては、一年のうちで最も喜ばしいお祝いです。今日は世界中のキリスト教会で、この素晴らしい出来事を一緒に祝っています。イエス様は、十字架で死んでからよみがえって、死に打ち勝ち、誰もが永遠の命を持つことができる道を開いてくださいました。イエス様が死からよみがえられたという事実は、私たちも、死んで終わりではないという希望を与えてくれます。今から少しの時間を使って、イエス様が死からよみがえられたことが、私たちにとってどのような意味を持つのか、考えてみたいと思います。

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お金さえあれば幸せになれる?
箇所:ルカの福音書 19章5~10節
2022年
05月15日
ロビソン・デイヴィッド

 お金がたくさんあれば、幸せになれるのでしょうか?今日はこのことを考えてみたいと思います。お金だけで幸せになれるわけではないことは、誰もが知っていると思います。愛とか、友情など、お金よりも大切なものがあることに気づいた人たちの物語は、数え切れないほどたくさん作られてきました。しかしその一方で、ほとんどの人が人生の大半をお金の心配に費やし、お金を稼ぐために駆け回り、少しでも多くお金を貯めようと必死です。そのような実際の行動から見ると、お金があれば幸福度が上がると信じている人が多いのは間違いないと思います。宝くじが当たったら、働くのをやめて、いい家を買ったり、世界中を旅行したりできるかもしれない。お金持ちになったら、何も心配する必要がなくなるのに。お金持ちになったら、今よりもっと幸せになれるのに。私たちはみんな、一度はそういうことを考えたことがあると思います。

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ある父親と二人の息子の話し
箇所:ルカの福音書15章11-32節
2022年
06月19日
ロビソン・デイヴィッド

 イエス・キリストは、偉大な宗教家として知られていますが、実は偉大な物語作家でもあったことを知らない方も多いかもしれません。神様についての深い真理を教えるために、イエス様はたとえ話を好んで用いられました。イエス様の語られたたとえ話は、当時のイスラエルの人々の日常生活を舞台にした単純なお話しで、農業や漁業、家族関係などをモチーフにしていました。しかし、これらの物語の中には、神様についての深い教えや、時には驚くべき教えが隠されています。

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