先週、妻と一緒に礼拝や教会のイベントのために借りられる場所を探しに行きました。イーストピアや、陸中ビル、シーアリーナなどに行って、スタッフの人と話しをしました。一つ分かったことは、そういった施設の多くは宗教に対して少し不信感を持っているということでした。教会だけでなく宗教団体はまったく借りられない施設もありましたし、礼拝をしてもいいけど、教会のメンバー以外を誘うことができないルールがあった場所もありました。つまり、教会の内部の人が集まって礼拝するのは大丈夫ですが、伝道は禁止ということです。禁止されている理由は、公共の場所で伝道すると、クリスチャンでない人にとって不快かもしれないからだと思います。
もっと読む神様は主権者である方
箇所:使徒の働き4:23-31最近、開拓チームミーティングで教会のビジョンについて話していました。まだ話し合っている途中ですが、ビジョンの中の二つの点をお分かちしたいと思います。一つは、この教会として、宮古に住んでいるすべての人が救いに導かれるために仕え続けることです。二つ目は、この教会が将来、他の教会を生み出すようになることです。とても大きなビジョンで、不可能にすら思えることです。
もっと読むまことの礼拝となる
箇所:使徒の働き4:32 – 5:11ヨハネの福音書4章で、井戸でサマリア人の女の人と話していたイエス様が、このような不思議なことを言われました。 「しかし、まことの礼拝者たちが、御霊と真理によって、父を礼拝する時が来ます。今がその時です。」 イエス様の時代には多くの礼拝者たちがいました。また今も世界には多くの礼拝者がいます。この世界中どこに行っても、何らかの霊的な存在を礼拝している宗教的な人はたくさんいます。しかし、私たちがクリスチャンとして信じていることは、聖書に示された神様ではない別の神を礼拝することはむなしいことだ、ということです。それはキリスト教の基本的な教えの一つですね。
もっと読むこの命の言葉をすべて語りなさい
箇所:使徒の働き5:12-42今日のテーマは伝道です。実は、今日このテーマについて話すことはあまり気がすすみませんでした。これまでの使徒の働きの説教シリーズの中でこのテーマは何度も出てきていますので、このテーマでばかり語ると、皆さんにプレッシャーを感じさせるかもしれないと思いました。でも本当の理由は、私自身もこのテーマについて考える時、少し後ろめたさを感じるからかもしれません。私はもっと伝道しなければならないと思うからです。
もっと読む教会の中で、教会を通して、教会の外で神様の栄光を表す
箇所:使徒の働き6:7-14ここまで使徒の働きから学んできた中で、神様がご自分の教会を建て上げるためにたくさんの大きなみわざを行われたことを見てきました。神様は1章では御霊を送ってくださり、2章では一日に33000人を救われ、3章では足の不自由な人を治し、4章と5章では使徒たちをユダヤ人の指導者たちから二度にわたって救い出されました。神様はご自分の教会を外部の脅威からも、また内部の分裂からも守っておられました。エルサレムの教会の勢いは誰にも止められないように見えました。
もっと読む神の約束より素晴らしいもの
箇所:使徒の働き7:1-18今日から三回に分けて、ステパノが最高法院で行った答弁を読んでいきたいと思います。 ステパノが最高法院に引いて行かれた理由は、彼が福音を伝えて、イエス様は神様が送ってくださった救い主だと教えていたからでした。申し開きをするように要求されたステパノは、使徒の働きの中でも非常に長い説教を語りました。ステパノはこの説教を通して、ユダヤ人の信仰と聖書について、深い理解を示しています。彼は自分を弁護しただけではなく、自分の告発者であるユダヤ人の指導者たちが神のひとり子であるイエス様を殺したのだから、自分ではなく彼らこそが神様の名誉を汚す罪を犯したのだ、ということを証言しました。その結果、怒ったユダヤ人の指導者たちはステパノに手をかけ、彼は最初の殉教者になってしまいました。
もっと読む神様が律法を与えた理由
箇所:使徒の働き7:18-43今日はステパノの説教の二番目の部分を学びたいと思います。来週はこの長い説教の最後の部分を見ます。今日は使徒の働き7:18-43 前回の説教の中で、ステパノの時代のユダヤ人たちがアイデンティティの土台としていた三つのことについてお話ししました。それは、約束の地、モーセの律法、そしてエルサレムにあった神殿、の三つです。その三つは神様がくださった賜物でしたが、当時のユダヤ人にとってそれが神様ご自身よりも大事なことになってしまって、彼らはその3つの賜物を偶像のように扱っていた、という話しでした。前回の説教では、ステパノがユダヤ人の約束の地に対する執着の間違いを指摘したところを学びました。今日は、ステパノがユダヤ人がモーセの律法をねじ曲げていることを批判した箇所から学んでいきたいと思います。
もっと読む神殿はイエス様を指し示していた
箇所:使徒の働き7:44-60今日はステパノの最高法院での弁明を見てきたシリーズの最終回です。前回と前々回は、約束の地とモーセの律法に対するユダヤ人の誤解をステパノが指摘した箇所から学びました。今日はステパノの弁明の最後の部分から、ユダヤ人が神殿に対してどのような誤解をしていたのかについて学びたいと思います。
もっと読む救いをもたらす真実の信仰
箇所:使徒の働き8:1-25先週、教会開拓についてのカンファレンスにa出席してきました。CPI(Church Planting Institute)という団体が主催したもので、静岡で日本人の牧師や働き人と宣教師たちが集まって、どうやって日本で教会開拓をするのかを学びました。とても良いカンファレンスで、日本で働いているたくさんの働き人との交わりにとても励まされました。参加していた人の多くは、日本での教会開拓に対する興味だけではなくて、神様が教会開拓の働きを通して多くの日本人を救ってくださるという希望を持っていました。
もっと読む人はどうやって救いに導かれるのか
箇所:使徒の働き8:26-40今日は「人はどうやって救いに導かれるのか」ということを考えてみたいと思います。別の言い方をすると、何が人をクリスチャンにならせるのか、ということです。それはとても大事な質問ですね。私たちには皆、キリストから離れているために、罪によって霊的に死んでいる状態の親戚や友人がいると思います。その人たちはキリストを受け入れなければ、神様の恐ろしい裁きに向かっています。私たちはその人たちが救いを受けることを望んでいますので、人がどうやって救いに導かれるのかを学ぶことは大事なことだと思います。
もっと読む喜んで、すべてを損と思っている
箇所:使徒の働き9:19-31前回の説教で、神様が使徒パウロをどのように救われたかを見ました。使徒パウロつまりサウロは、神様の恵みのみによって救われました。サウロは罪びとの頭で、教会を迫害していた人ですが、イエス様はサウロを裁くのではなく、むしろサウロにご自分を表してくださり、サウロをご自分の大使として任命されました。 そのことは、サウロの人生に革命的な変化をもたらしました。サウロは、復活の栄光のイエス様を見て、それまで自分が信じていたことがすべて間違っていたことに気づきました。イエス様が本当に復活された救い主であって、王の王、主の主であると気づいたサウロは、それまでの人生のすべての選択を再評価することを余儀なくされたのです。しかしイエス様に従うためには、犠牲を払わなければなりませんでした。
もっと読む神がきよめた物を聖くないと言ってはならない
箇所:使徒の働き10:1-30今日の箇所は、使徒の働きの物語のターニングポイントとなる箇所です。ここまでの時点で、福音はエルサレム、ユダヤ、ガリラヤに住んでいるユダヤ人にまで広がっていました。またピリポの働きを通して、サマリア人も福音を受け入れ始めていました。しかし使徒の働きの最初の部分では、イエス様はもっと大きなご計画を明らかにしておられます。
もっと読む福音を宣べ伝える必要性
箇所:使徒の働き10:34-48
今日は、使徒の働き10章の後半の部分から学びたいと思います。特にペテロがコルネリウスに伝えたメッセージにフォーカスして、この箇所から、二つのポイントを考えたいと思います。
1.福音を宣べ伝える必要性
2.福音の内容
新しいクリスチャンを励ますアドバイス
箇所:使徒の働き11
新しいクリスチャンを励ますためにアドバイスをするとしたら、何と言うでしょうか。毎日聖書を読むことや、毎日祈ることでしょうか。毎週日曜に礼拝に行くことかもしれません。または、誘惑を避けて、イエス様の教えを守ることもいいアドバイスかもしれません。色んなことがあります。
今日は、バルナバがアンティオキアの教会の新しいクリスチャン達をどのように励ましたのかを見ます。バルナバのアドバイスは使徒の働き11:23に書いてありました。それは心を堅く保って、いつも主にとどまっている、ということでした。今日はそれがどういう意味なのかを考えてみたいと思います。
熱心な祈り
箇所:使徒の働き12皆さんはこれまでの人生で、良い状況が急に悪くなる経験をしたことがありますか? 先週、私たち夫婦は11周年の結婚記念日をお祝いしました。月曜日に子供たちが学校と幼稚園にいる間に、夫婦で海を見に行く予定でした。でも、フェリシティとサイラスを幼稚園に連れて行った10分後ぐらいに、幼稚園から連絡があり、サイラスが幼稚園のうんていから落ちて、口唇をケガしてしまったということでした。それで、夫婦で時間を過ごす代わりに、サイラスを病院に連れて行くことになりました。それが今年の結婚記念日のお祝いになりました。感謝なことにサイラスは大丈夫でしたが、結婚記念日のお祝いは期待していたのと違うものになりました。
もっと読む地の果てにまで私の救いをもたらす
箇所:使徒の働き13最近、コロナウイルスの影響によって、日本に住んでいる人の多くが経済的な問題に直面しています。そのため、日本政府は給付金を支給しました。それによって、多くの人が生活に必要な支払いや買い物をすることができました。このような状況の中では、政府が国民を助けるのが当然のことだと思います。国民に、税金を払ったり法律を守ったりする責任があるように、政府には国民の生活を守る責任があります。
もっと読む主にゆだねられた教会
箇所:使徒の働き14:19-28
先週の月曜日、家族で盛岡に行って、キャットの送別会に参加しました。他の3.11いわて教会ネットワークの牧師たちや宣教師たちと共に、キャットの8年間の奉仕を振り返ったり、キャットのために祈ったりしました。それはキャットがイギリスに戻る前に会える最後の時でした。
その夜、宮古に戻ってから妻と話しながら、キャットと一緒に宮古で働かなくなることがとても変な気持ちがしていました。この開拓が始まるためにキャットが大きな役割を果(は)たして、私たちも宮古に来てから、ずっとキャットと共に働いてきたからです。キャットがいなくなると、この教会開拓にどのような影響があるのでしょうか。キャットなしでこの開拓ができるんだろうかと思ったりもしました。
しかし、その時思い出したことは、この教会開拓がキャットや私たちの物ではなくて、神様の物だということです。これは神様の働きです。この開拓の頭は人間ではなくて、主イエス・キリストご自身です。
もっと読む負いきれないくび
箇所:使徒の働き15:6-11救いは信仰のみによるのでしょうか、または、救いを受けるためには神様の律法を守らなければならないのでしょうか。初代教会は、今日(きょう)の箇所の中でこの問題に直面していました。またこの同じ問(と)いが、現在も教会を分断しています。カトリック教会、モルモン教、またエホバの証人が教えていることは、救いを得るためにはイエス様を信じることに加えて、ルールを守って正しい生活を行うことが必要だということです。しかし今日(きょう)の箇所から分かることは、初代教会の時代からクリスチャン達は、救いは律法の行いによるのではなく信仰によると信じてきたということです。
もっと読む不一致の中にも働かれる主
箇所:使徒の働き15章36~41節クリスチャン同士で意見の違いがあると、とてもつらいことになることがあります。不一致によって教会が分裂したり、傷つけあうこともあります。私たちはみな色々な意見や経験を持っているので、意見の相違は避けられないことです。しかし、クリスチャンは深刻な意見の相違に直面した時、何をすべきなのでしょうか。
もっと読む神様が人間の心を開いてくださる
箇所:使徒の働き16:11-15この世界を見わたすと、多くの人が色々な問題を抱えています。私たちの中にも、また周りにも、うつ病や不安や孤独を経験している人がいるかもしれません。そのような人は、人生の深い問いを心に抱えているのではないでしょうか。なぜ私は存在しているのか、私が生きている意味は何か、なぜ幸せでないのか。
もっと読むはたしてその通りかどうか
箇所:使徒の働き17:1-15最近、妻と何か議論をする時に、インターネットやスマートフォンがよく登場するようになりました。結婚したばかりの時は二人ともスマートフォンを持っていなかったので、話している時に詳しく分からない話題が出てくると、結局誰が正しいのか分からないことが多かったです。でも今は二人ともスマホを持っているので、議論する時間がだいぶ短くなったと思います。お互いの言ったことが間違っていると思うと、すぐにスマホで調べて、相手の間違いを指摘することが多くなりました。
もっと読むはたしてその通りかどうか
箇所:使徒の働き17:1-15最近、妻と何か議論をする時に、インターネットやスマートフォンがよく登場するようになりました。結婚したばかりの時は二人ともスマートフォンを持っていなかったので、話している時に詳しく分からない話題が出てくると、結局誰が正しいのか分からないことが多かったです。でも今は二人ともスマホを持っているので、議論する時間がだいぶ短くなったと思います。お互いの言ったことが間違っていると思うと、すぐにスマホで調べて、相手の間違いを指摘することが多くなりました。
もっと読む神様の奇跡を経験するために
箇所:使徒の働き19章皆さんは、聖書を読んでいる時、神様が命令されたことをするのは無理だ!と感じたことがありますか。例えば、ペテロの手紙第一1:15で、こういうことが言われています。 「あなた方を召された聖なる方に倣い、あなた方自身、生活のすべてにおいて聖なる者となりなさい。」 生活のすべてにおいて聖なる者となる、というのは無理ではないでしょうか。
もっと読む主のみこころがなりますように
箇所:使徒の働き21:1-15クリスチャンである私たちは、神様に従うように召されていますが、どうしたら神様のみこころが分かるのでしょうか。もちろん、神様のみこころが分かるためには、まず神様のみことばを読むことが重要です。私たちはみことばから、神様の私たちに対する大きなご計画を知ることができます。
もっと読むキリストを証しし続ける動機
箇所:使徒の働き22:1-15今日の箇所の直前の場面で、パウロはクリスチャンなら誰でも避けたい状況に直面していました。救いに導くために自分の証しをしようとしたら、相手を怒らせてしまったのです。実に彼らは、パウロを殺そうとしたぐらいパウロの言葉を不快に感じていました。これより悪い結果はないかもしれません。私たちも、相手が自分の語る言葉を不快に思うのではないか、という恐れによって、信仰の証しをすべきではないのではないかと思う時があります。相手を怒らせるぐらいなら、沈黙を保った方がいいと思う時もあります。使徒パウロもこのように感じたこともあると思いますが、今日の箇所では、彼は怒っている暴徒の前に立って、自分が言おうとしていることが彼らの怒りをもっと激しくさせると知りながら、大胆に福音を伝えました。なぜパウロはこの時、沈黙を保たなかったのでしょうか。その理由はとても単純なことだったと思います。それはパウロがユダヤ人たちを深く愛していて、彼らが救いを受ける事を深く望んでいたからです。
もっと読む蛇のように賢く、鳩のように素直に
箇所:使徒の働き23章6節ここ数ヶ月、私たちは使徒パウロとその宣教旅行について、使徒の働きを読んできました。毎週のように、パウロが反対や苦難、暴力、迫害に遭遇する様子が描かれています。今日もその例に漏れません。今日もまた、パウロは福音を語った結果、裁判にかけられることになりました。迫害を受けることが多いのに、なぜパウロは宣教を続けたのでしょうか。
もっと読む福音の種を蒔く
箇所:使徒の働き24章10-21節誰だって、やってもいないことで非難されたくはないでしょう。そのような状況に陥ったとき、怒りを覚え、自分を守ろうとするのは当然のことだと思います。今日の箇所では、パウロがローマの総督フェリクスの前で裁判を受けています。ユダヤ人の指導者たちがやってきて、パウロがローマ帝国に危険を及ぼす反抗的な政治運動を指導していると訴えたからです。彼らは、パウロが処刑に値する罪を犯したと主張していました。数年前、同じユダヤ人の指導者たちは、別のローマ総督ピラトを説得して、イエスを自分たちに引き渡して処刑させたことがありました。今度はパウロに同じことをしようとしたのです。
もっと読む神の意外な計画
箇所:使徒の働き25章1-12節今日は、使徒の働きの学びを続けながら、神様のご計画が意外な方法で展開されていったのを見ていきたいと思います。25章の冒頭で、パウロはユダヤのローマ総督に拘束されています。パウロは、暴動を扇動したり、反乱を起こしたり、神殿を冒涜したり、ユダヤ教とローマの両方の法律を破ったとして、ユダヤ教の指導者たちから告発されていました。パウロの敵は、彼を暗殺しようと何度も企てました。彼らは、合法的または非合法的な方法で、なんとかパウロを殺そうとしていました。しかし、すべての状況で彼らの計画は失敗しました。なぜ彼らの計画は失敗したのでしょうか?それは、神様のご計画は違うものだったからです。
もっと読む気づいていなくても必要なもの
箇所:使徒の働き 26:1-29今日は、アグリッパ王の前でのパウロの弁明を見ていきます。これは、使徒の働きに記録されているパウロの最後のメッセージであり、ある意味では使徒の働きのクライマックス・シーンとも言えます。パウロは、フェストゥス総督、アグリッパ王、その妻たち、そしてユダヤ人社会とローマ人社会の著名な指導者たちの前で、最後の弁明をします。パウロは、この機会に力強く福音を宣べ伝え、有力者たちをキリスト信仰へといざなっています。
もっと読む嵐すら益としてくださる
箇所:使徒の働き27章1-2,14-44使徒の働きを学び始めて2年余り経ちましたが、使徒の働きの多くは、福音を伝えるためにパウロが外国の多くの都市を旅した様子を描いています。実はこれは、使徒の働き9章16節でキリストがパウロを召された時に言われた言葉の一部でした。
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