イエス・キリストは、偉大な宗教家として知られていますが、実は偉大な物語作家でもあったことを知らない方も多いかもしれません。神様についての深い真理を教えるために、イエス様はたとえ話を好んで用いられました。イエス様の語られたたとえ話は、当時のイスラエルの人々の日常生活を舞台にした単純なお話しで、農業や漁業、家族関係などをモチーフにしていました。しかし、これらの物語の中には、神様についての深い教えや、時には驚くべき教えが隠されています。
もっと読む平和の神が共にいてくださる
箇所:ピリピ人への手紙4章8~9節前回のピリピ人への手紙の学びの中で、キリスト・イエスにある者に与えられる、あらゆる理解を超えた平安について学びました。この平安は、私たちを不安から解放し、私たちの心と身体を守ってくれます。そしてこの平安は、祈りによってもたらされます。祈りの中で、私たちはキリストによって受けた豊かな祝福を思い出し、認識し、神に叫び求めます。そして、神が私たちを助けることができるだけでなく、喜んで助けてくださることに信頼して歩むのが、クリスチャンの歩みです。
もっと読むすべての理解を超えた神の平安
箇所:ピリピ人への手紙 4章 5〜7節誰かに腹を立てている時、その怒りを抑えるのと、思い切り表現するのと、どちらがいいでしょうか?ほとんどの人は、「おさえた方がいい」と言うかもしれません。怒りを爆発させないことで平和を保ち、口論になったり、気まずい状況になるのを避ける方がいいと考える人が多いです。しかし、その場ではおさえられても、怒りは簡単に消えないことが多いのではないでしょうか。むしろ、怒りが相手への恨みへと変わり、相手との関係に悪い影響が出始めることもあります。怒りをただおさえこむのではなく、怒りそのものを克服する方法を見つけることができたら一番良い、ということに、誰もが共感すると思います。
もっと読むお金さえあれば幸せになれる?
箇所:ルカの福音書 19章5~10節お金がたくさんあれば、幸せになれるのでしょうか?今日はこのことを考えてみたいと思います。お金だけで幸せになれるわけではないことは、誰もが知っていると思います。愛とか、友情など、お金よりも大切なものがあることに気づいた人たちの物語は、数え切れないほどたくさん作られてきました。しかしその一方で、ほとんどの人が人生の大半をお金の心配に費やし、お金を稼ぐために駆け回り、少しでも多くお金を貯めようと必死です。そのような実際の行動から見ると、お金があれば幸福度が上がると信じている人が多いのは間違いないと思います。宝くじが当たったら、働くのをやめて、いい家を買ったり、世界中を旅行したりできるかもしれない。お金持ちになったら、何も心配する必要がなくなるのに。お金持ちになったら、今よりもっと幸せになれるのに。私たちはみんな、一度はそういうことを考えたことがあると思います。
もっと読む喜びなさいという命令の意味
箇所:ピリピ人への手紙4章4-7節今日は、「喜び」というテーマを考えたいと思います。ピリピ人への手紙4章4節で、パウロはピリピの人たちに「喜びなさい」と命じています。これは奇妙な命令ではないでしょうか。 喜びは、誰もが感じたいものですが、喜びを感じなさいと命令されて感じられるものではないというのが普通の考えだと思います。今、喜びを感じていないのに、誰かに「喜びを感じるべきだ」と言われても、それで心から喜べるわけではないでしょう。しかし、私たちは皆、少なくとも、喜びを感じたいと思っているのではないでしょうか。今日の箇所から、神様が私たちにいつも喜びを感じてほしいと願っておられること、そして、私たちがいつも喜びに満たされるためのご計画を用意してくださったことを学びたいと思います。
もっと読む